美墓石 MONUMENT CATALOG

トウショウの墓石をご紹介します。選ばれる理由、施工実績、はじめてのお墓づくりの流れ、石材が墓石になるまでの流れ、国産の銘石、世界の銘石、文字彫刻、商品例をくわしくご案内いたします。

石材の採掘から加工までの流れ

一般的な墓石材の採掘から、墓石に加工されるまでの流れを簡単にご紹介いたします。

墓石に使われる石材

墓石に使われる一般的な石材は、主にマグマが冷え固まりできる『火成岩』が使用されます。その中でも地下の深い場所でゆっくりと冷やされて形成される『深成岩』という種類、『花崗岩』『斑レイ岩』が主な種類になります。花崗岩は墓石材の多くを占める『稲田石』や『大島石』などの白御影石があります。斑レイ岩は『浮金石』などの黒御影石になります。

石材の採掘から加工までの流れ

1丁場から岩盤を切り出す

墓石に使われる一般的な石材は、主にマグマが冷え固まりできる『火成岩』が使用されます。その中でも地下の深い場所でゆっくりと冷やされて形成される『深成岩』という種類、『花崗岩』『斑レイ岩』が主な種類になります。花崗岩は墓石材の多くを占める『稲田石』や『大島石』などの白御影石があります。斑レイ岩は『浮金石』などの黒御影石になります。

2岩盤を切り離す

岩盤の切り離しには、火薬やワイヤーソー、ジェットバーナーなどが使用されます。

3岩盤を大割にする

切り離した岩盤は正確に石目を読み、大割りにします。石目を読むことで最適な分割を行い、石材を有効活用します。

4小割にする

長い経験で培った熟練の技術を駆使して、分割に最適な石目を読みながら、さらに岩盤を小割りにしていきます。『矢』と呼ばれる金属製の楔(くさび)を打ち、石材を分割します。

5各種部材に加工する準備をする

小割作業によって、大まかに竿石や芝台・上台などの各部材へと分けていきます。その原石を最適な口径の切削機で切削し、各種部材に合う大きさに切り分けて加工していきます。

6各部材毎に切削を行う

石工達の手によって部材を設計図面の通りに仕上げていきます。多種多様な道具を用いて繊細で微妙な力加減を要する工程になります。石工達の品質にこだわる『心』が仕上がりに如実に現れます。

7細かな装飾加工を行う

面取り加工や磨き加工、切断加工を行います。複数の工程を経て、艶めきやディティールを増していきます。頭の中に立体感と奥行きを思い浮かべながら、仕上がりのイメージを具現化していきます。

8仕上げの研磨作業を行う

自動研磨機や手加工によって磨き上げていきます。この工程を経ることで、歪みの少ない平滑な鏡面を生み出します。磨くことで本来石材が持つ美しい石目や色調が現れます。

(写真)指先に感じる微細な感覚

9文字彫刻加工を行う

お施主様からいただきました文字原稿を正確にトレースし『とめ・はね』などに注意を払いながら丁寧に仕上げていきます。

10最終検品と梱包

完成した石材の部材を仮組みし、不具合がないかチェックします。検品をクリアした墓石は輸送時にぶつかり合ってダメージを負わないようにしっかりと梱包を行います。